今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「テナント」です。
「テナント」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。
☆「テナント」をざっくり言うと……
英語表記 | テナント(tenant) |
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意味 | 賃貸契約して入居している事務所や店舗、また、その借主 |
語源 | 英語の “tenant” |
類義語 | インショップ、路面店 |
このページの目次
テナント
(tenant):
賃貸契約して入居している事務所や店舗、また、その借主
- 昔からある八百屋さんが閉店し、その場所にはテナント募集の貼り紙がされていた。
- 新しくオープンする商業施設のキーテナントとして、今人気のブランドを誘致している。
- あの不動産会社は、テナントリーシングを得意としている。
②の例文では、商業施設の「キーテナント」として有名ブランドに入ってもらえるように交渉している様子が伺えます。
「テナント」の語源は英語の “tenant” です。
“tenant” は、土地や建物の借用者や賃借権保有者を表す英単語です。英語では、店舗や事務所の借主だけでなく、居住者という意味でも用いられます。
語源は、ラテン語の「保っている」という意味の言葉からきています。
「テナント」には以下のような類義語があります。
- インショップ:商業施設の一区画を借りているお店
- 路面店:オフィスビルや商店街などの1階部分を借りているテナントのこと
「路面店」は、目につきやすいこともあり、大都市には有名ブランド店が多く出店しています。
以上、この記事では「テナント」について解説しました。
英語表記 | テナント(tenant) |
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意味 | 賃貸契約して入居している事務所や店舗、また、その借主 |
語源 | 英語の “tenant” |
類義語 | インショップ、路面店 |
街中にもよく張り出されていることもあり、日常的に目にする機会の多い言葉ですが、いざその意味を明確に説明しようとすると難しいのではないでしょうか。
「テナント」の意味をきちんとおさえ、正しく使いこなせるようにしましょう。